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深泥池生物群集の現状と市民参加型保全の取り組み
Present situations of biotic community and citizen's participation in the conservation of Mizoro-ga-ike in Kyoto City

*竹門 康弘 1) 、安部倉 完 2) 、田末 利治 3)
1) 京都大学防災研究所水資源研究センター
2) 京都大学大学院理学研究科動物学教室
3) 深泥池を守る会

*Yasuhiro TAKEMON 1) , Kan ABEKURA 2) and Toshiharu TASUE 3)
1) Water Resources Research Center, Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University
2) Department of Zoology, Graduate School of Science, Kyoto University
3) NGO for Mizoro-ga-ike Conservation

要旨

京都市深泥池の生物群集は現在も極めて多く の希少種を擁しており,その貴重さは特筆に 値する.しかし,生物相や池の物理化学的環 境条件はここ25年間に大きく変容している. その根本原因として,長期に渡る水道水の流 入,水生植物の過剰繁茂による富栄養化,遺 骸堆積による底泥の貧酸素化と水生植物群落 の乾陸化が挙げられるが,同時に外来動植物 の放逐と蔓延がこの変化に拍車をかけたと考 えられる.このような現状に対して,効果的 な保全策を実施するためには,水循環の構造 を改善する行政レベルの対策と,日頃池の変 化を監視し外来種を地道に駆除する市民参加 型の対策の双方が必要である.

キーワード:深泥池; 生物群集の変容; 水質; 外来種の影響; 保全; 市民参加
Keywords : Mizoro-ga-ike; degradation of biotic community; water quality; impacts of alien species; conservation; citizen's participation

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