去る2000年8月12日、深泥池にて、毎年恒例の、市民による深泥池 水生動物調査が行われました(参加者24名)。初めての方も何人か いらっしゃいました。
まず竹門先生より、池の水生動物の現状、および今日の調査の目的などについて のお話がありました。竹門先生の研究によれば、過去20年間の底生動物 の変化について、その生活形態に関して、特徴的な傾向があるそうです。 簡単に言うと、増えている種はあまり動かないものが多いけど、減っている 種(こちらの方が多い)は動き回っているものが多いそうです。 考えられる原因としては、オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の 影響が大きいのではないかとのことです。
一方、本研究会では、1998年以来、外来魚捕獲事業をいるので、もし この事業の効果があったなら、今回の調査で「動き回る」種が多く 見つけられるかもしれない、とのことです。
ひととおり調査方法などの説明が終ってから、参加者は、それぞれグループ にわかれて池の生き物をとりにいきました。
結果は次の通りです。