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2008年10月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉 完

第101回打ち合わせ会出席者 10月12日(日)14:00-17:00

竹門 康弘、宮本 水文、田末 利治、成田 研一、伊藤 昭雄、伴 浩治、安部倉 完

7名順不同,(敬称略)

1.はじめに

次回の打ち合わせ会は2008年12月7日(日) 14:00 から深泥池会館で行なう予定です。

2. 外来魚駆除報告(9月14日-10月9日) (安部倉完)

投網 1回
カムルチ稚魚1尾
エリ網 4回
ブルーギル1尾,ブルーギル稚魚31尾,稚魚1尾,カムルチ2尾
もんどり5回 
ブルーギル12尾,ブルーギル稚魚34尾,オオクチバス稚魚4尾

10月の総捕獲数 : ブルーギル13尾,ブルーギル稚魚65尾,オオクチバス稚魚5尾,カムルチ2尾,カムルチ稚魚1尾

2008年度の捕獲状況は

総捕獲数 : ブルーギル73尾,ブルーギル稚魚65尾,バス22尾,バス稚魚347尾

でした。

9月14日には20cmまで水位が下がっていたため,岸近くではほとんど魚影が見られなかったですが、9月後半から10月前半にかけての降水により10月2日には水位が50cmに回復し、オーバーフローから水が溢れるようになりました。それに伴い、10月からはブルーギルの当歳魚と体長8cm程度のブルーギルの1歳魚が活発に泳いでいるのが頻繁に見かけられました。この間に捕獲されたブルーギル稚魚には4cmと2cm程度の2種類のサイズのものが見られ、少なくとも2つ以上の産卵床を破壊し損ねたようです。また、体長7cmくらいのカムルチの稚魚もオオクチバスの稚魚に混じって岸辺を頻繁に泳いでいるのが観察されました。カムルチの数は増加傾向にあるのかもしれません。

3. ガガブタについて(加藤義和)

2007年度に、深泥池南岸の水路入り口付近で一株だけ確認されたガガブタは、今春より盛んに成長し、2008年8−9月にかけては多くの花が観察されるまでになりました。9月には浮葉の付け根に殖芽がつき同定が可能となったので、神戸大学の角野康郎氏に標本を送り(10/6)、同定しました。その結果、外来種ではなく、在来のガガブタであることが判明しました。実験では、埋土種子の発芽率は3年目で10%以下まで下がるという結果が出ています。そのため、埋土種子が発芽したものか、外から持ち込まれたものかは不明です。

また、10/2に加藤が西のエリ網付近で見つけた未知の水草も、外来種の可能性があるので採集し、ガガブタと一緒に送付しました。(→ 後に、在来のキクモであることが確認されました。)

4. 植生調査について(宮本 水文)

来年1月の打ち合わせ会をめどに今後の深泥池周辺の植生調査の計画方針をまとめるという事が提案されました。

5. 水質一斉調査(竹門康弘)

10月26日に水質一斉調査を行う予定について相談しました。(→ 予定どおり10月26日に実施されました.雨の中、大変ご苦労様でした。結果は,12月の打ち合わせ会で報告される予定です。)

6. ヨシ刈り(伊藤昭雄)

秋のヨシ刈りの予定について相談し,北岸沿いの病院前からバス停にかけて幅10m程度で実施することとしました。(→ 病院前からバス停に向かい奥行き12m*190mの範囲のヨシ刈りを行いました。すでに刈り取ったものは回収済みです。)

7. 外来魚駆除作業(安部倉完)

本年度の外来魚駆除作業は10月30日に終了し,網の回収と掃除をすることにしました。(→ 予定通り終了しました。)

8. 次回

次回の打ち合わせ会は2008年12月7日(日) 14:00 から深泥池会館で行ないます。