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2009年6月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 加藤 義和

第108回打ち合わせ会報告
開催日時:6月7日(日)14:00‐17:00

出席者:竹門康弘、加藤義和、伊藤昭雄、大畑吉弘、加藤陸朗、安部倉完、嶋田美咲、野尻浩彦(順不同、敬称略)(計8名)

○はじめに

次回の打ち合わせ会は2009年7月5日(日)14:00から深泥池会館で行う予定です。

打ち合わせ会当日の午前中、投網講習会を行いました。安部倉さん、野尻さんほか、成田さんのご友人の方の指導のもと、投網の投げ方を教わりました。

1. 外来魚駆除作業 (安部倉)

5月上旬から、オオクチバスの稚魚が大量に捕獲されるようになりました。産卵床は見つかっていませんが、数個体の成魚が繁殖に成功してしまったようです。

ブルーギルに関しては、5月上旬から岸辺で魚影が確認され始めました。確認されるブルーギルの数は日によってまちまちで、とくに5月11日には大きな群れが見つかりました。この日は、モンドリを学生アパート前に5つ、朝、昼、夕の3回に分けて設置したところ、227尾も捕獲されました。昨年は産卵床が増加したため、1歳魚の新規加入が抑制できなかったようです。ブルーギルは池全体にまんべんなく分布しているのではなく、特定の日に限られた場所に集まっているという傾向が見られました。打合会では,このような行動の原因として、池の低酸素化や水草の繁茂が進み、ブルーギルにとって住みやすい場所(明るくて呼吸のしやすい場所)が限定されたとの説が議論されました。実際、5月にモンドリで採集したブルーギル539尾のうち、358尾が学生アパート前の開けた場所(モンドリNo.5〜7)に集中していました。

今後は、作業日以外にも岸辺の監視を行い、ブルーギルが集まっているのを確認し次第、その場所にモンドリを集中的に仕掛けると捕獲効率が上がりそうです。また、投網講習会で身につけた技術を活かし、投網による親魚の捕獲にも積極的に行う必要があります。バス、ギルともに、6月いっぱいまでは産卵の可能性があるので、引き続き、産卵床の破壊を頻繁に実施することにしました。

2.池西岸のマコモの刈り取り(大畑)

大畑さんから、池の西岸で行ったマコモ刈り取りの成果報告がありました。4月19日から6月7日にかけて、池西岸のマコモをボート54杯分、根こそぎ取っていただいたので、池西岸の開水面が大きく広がりました。一方、池の南水路では現在、マコモやガマがはびこって水路がふさがりそうになっており、対策が急務であるとの指摘がありました。今後は、この場所での植物の刈り取りに大畑さんの力を注いでもらえるよう、打ち合わせを進めていくことになりました。

刈り取った植物の処理方法(どこに積むか、いつ回収してもらうか)については、池の美観を損ねないことと、パッカー車を手配してくれる京都市との連携も図る必要とが指摘されました。これらの件については、京都市や周辺住民の方と6月10日(水)10時より話し合うことになりました。

研究会で決めた方針と、6月10日の話し合いの内容については、別紙をご覧ください。

3.小屋の管理(竹門)

深泥池の南西岸にある作業小屋は、水生生物研究会の活動の拠点であるとともに、深泥池で調査を行う研究者にも活用されてきました。しかし、小屋の周りにごみを捨てる不逞の輩がいるため、地元から美観を損ねたり火付けを誘発したりする懸念が表明されました。そのため、作業小屋の管理について、6月10日(水)10時より、町内会の代表者,池の周囲に住んでおられる方,ならびに京都市文化財保護課とで話し合うことになりました。これを受けて、研究会としてはどのような管理方針をとるべきかを話し合いました。

研究会で決めた方針と、6月10日の話し合いの内容については、別紙をご覧ください。

4.今後の日程

次回の打ち合わせ会を2009年7月5日(日)14:00から深泥池会館で行います。また、毎週木曜日・日曜日の9:00-12:00に、刺し網、投網、モンドリなどによる外来魚の駆除作業を行なっています。興味のある方はぜひご参加ください。