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2010年10月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 辻本 典顯

出席者第122回打ち合わせ会報告
開催日時:10月10日(日)14:00〜17:00

出席者:竹門康弘、田末利治、伊藤昭雄、成田研一、澤田和子、野尻浩彦、嶋路耕平、辻本典顯(順不同・敬称略)(計8名)(順不同、敬称略)

○はじめに

1)9月の外来魚駆除報告(9月5日〜9月26日)
 安部倉完さんがお休みだったため、今年度の全集計結果を次回以降に改めて報告していただきます。

1.2010年9月の深泥池外来魚駆除成果報告(嶋路)

1)9月の外来魚駆除報告(9月5日〜9月26日)

安部倉完さんがお休みだったため、今年度の全集計結果を次回以降に改めて報告していただきます。

○8,9月の外来魚駆除報告(8月19日〜9月29日)

【エリ網 3回 15日北エリ設置、19日南エリ設置】

ブルーギル0尾、ブルーギル稚魚3尾、オオクチバス0尾、オオクチバス稚魚 1尾、クサガメ8匹、アカミミガメ1匹

【もんどり15回】 

ブルーギル19尾、ブルーギル稚魚226尾、オオクチバス0尾、オオクチバス稚魚 15尾

【投網 4回】

ブルーギル 4尾、ブルーギル稚魚26尾、オオクチバス1尾、オオクチバス稚魚 0尾

8〜9月の総計は ブルーギル23尾、ブルーギル稚魚255尾、オオクチバス1尾、オオクチバス稚魚 16尾となりました。 2010年度(4?9月)総計は、ブルーギル325尾、ブルーギル稚魚439尾、オオクチバス15尾、オオクチバス稚魚 1240尾でした。

○オオクチバス

9月は成魚の魚影が少なくほとんど捕獲されませんでした。稚魚の大きさは7〜8cmであり、数は少ないですが、数匹群れて泳いでいるのが確認されました。

○ブルーギル

成魚の数は去年の同時期までの捕獲数の754尾に比べると大きく減少していますが、稚魚の捕獲数は17尾から439尾と大きく増加しています。したがって来年度、再び個体数が増加する可能性があります。

2)夕方の捕獲結果報告

京都バスの交通整理をしておられる方から、夕方に外来魚とくにブルーギルの活動が盛んになるとの情報をいただきました。そこで、大畑さんが8月下旬に試験的に夕方のもんどりの捕獲を試みられた結果、午前中よりも多く捕れたことから、9月には作業時間やもんどりの設置位置を固定して10日間のデータをとっていただきました。その結果、以下のような捕獲数が得られました。

○大畑さんの捕獲結果

(期間:9月6日〜9月15日,時間:16:45〜17:45,もんどり数:3地点2個ずつの計6個,地点:もんどり番号1,2,5)

作業日             もんどり設置位置
               1番  2番  5番

9月7日 ブルーギル稚魚   14尾  3尾  19尾

     オオクチバス稚魚           10尾          
    

  8日 ブルーギル稚魚    8尾   3尾  19尾

     オオクチバス稚魚           1尾

  10日 ブルーギル稚魚   40尾  3尾  0尾

     オオクチバス成魚          1尾

11日 ブルーギル稚魚   4尾  4尾

  13日 ブルーギル稚魚   13尾 12尾   1尾

     オオクチバス稚魚  1尾  1尾

  15日 ブルーギル稚魚   8尾  4尾  12尾

     オオクチバス稚魚          2尾

以上の結果、9月にも午前中の捕獲数に比べてはるかに多く捕獲されることがわかりました。ブルーギルもオオクチバスも朝夕に活動が盛んになることが知られていますが、午前中の作業は9時から12時頃ですので、作業が始まる頃にはすでに魚の活動時間のピークを過ぎてしまっているのかもしれません。

2.田末さんの水質調査結果 6年間のまとめ(竹門・田末)

今年も水質調査を11月7日(日)13時から行うことになりました。詳しくは添付資 料『2010年深泥池市民水質調査のお知らせ』をご覧ください。この調査に向けて、田 末さんが2003年から毎週続けておられる池の周囲14地点の水質測定結果を基に、水質 の年間変動傾向や分布様式をまとめた資料を使って事前講習会を行いました。説明時 には『田末さん水質調査まとめ(2003年1月〜2009年10月)』と『電気伝導度の地点 別の年変化の折れ線グラフ』の資料(添付書類)が配布されました。 田末さんの測定結果を見ると、2003年1月に京都市水道局の漏水ポンプアップ(地点5 の山側)が始まって以降、測定地点1〜4、9といった比較的地点5から離れた水域でも 電気伝導度が低下していることから、ポンプアップの効果が池全体に現れていると考 えられました。これによって,現在の開水域や浮島周辺の電気伝導度は1980年から30 年の間では最も低い値に保たれるようになったと報告されました。 ただし,西岸の道路に面した地点12、13では、依然として電気伝導度の高い状態が続 いており、池に負の影響を与えていると懸念されます。地点10は病院の裏山からの水 が流れ込む所ですが、2005年以降数値が大きく上昇しています。これは、病院裏の工 事が影響しているものと思われますので、病院側に何らかの対策をとっていただく必 要があると指摘されました。地点11は以前病院の排水口となっていた所で、今も排水 管が残っています。この地点では、毎年7〜10月と夏期だけ数値が高くなる事実が見 つかりました。その理由は不明ですが、冷房水の排水など何らかの原因があるはずな ので、この件に関しても病院に聞いてみる必要があるとの結論になりました。この 他、地点11と12の間にもう1か所測定地点を増やしてはどうかという意見が出されま した。

3.水質調査の日程(竹門・成田)

毎年恒例の水質調査は、日程調整の結果、11月7日(日)13時から16時に実施する ことになりました。成田さんにノートルダム附属高校や自然観察会員へのお声かけを お願いしました。

4.次回打合会予定(竹門)

水質調査に伴い、次回の打ち合わせ会は11月13日(土)14時から深泥池会館で行う ことになりました。京都自然史研究所の堀さんが日曜日に参加困難とのことでしたの で、次回から土曜日に設定してできるだけ京都市や京都自然史研究所と情報共有を密 にできるようにする予定です。