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2010年11月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 辻本 典顯

第123回打ち合わせ会報告
開催日時:11月13日(土)14:00〜17:00

出席者: 竹門康弘、田末利治、伊藤昭雄、成田研一、嶋路耕平(順不同・敬称略)(計5名)

1. 2010年9月の深泥池外来魚 駆除成果報告 (嶋路)

○9、10月外来魚駆除報告(9月5日〜10月17日)  生データを基に嶋路さんが概要の報告をしました。安部倉 完さんがお休みのた め、今年度の全集計結果については次回以降に改めて報告していただくことになりま した。

2.水質調査の結果報告(竹門)

今年は11月7日に例年通り、浮島と池の周囲の計45か所で温度、EC、DO、NO2-、 NO3-、NH4+、PO4+、およびCODを計測しました(測定結果一覧は添付資料をご覧くださ い)。結果はPO4+を除いて、ほぼ例年通りとなりました。DOは今年度も低い値が観察 されました。PO4+に関しては例年よりも高い値が観測されました。PO4+の高い値(0.1 以上)が記録された地点は、一昨年が1箇所、昨年が該当箇所無しだったのに対して、 今年は5箇所もあました。原因としては、大気汚染や池に侵入するシカの糞の影響が 考えられます。

地点37と38の間で、新たなシカの通り道が確認できました。これまで北側水路から の浸入は見られなかったことから、シカの浮島への浸入経路が増えたといえます。 いっぽう、以前は頻繁に侵入が確認されていた地点24、25のシカ避けフェンス辺りで は、最近のシカの侵入跡が見られず、ホシクサ類などの植生が回復していることがわ かりました。また、シカが裸地化させる場所(休み場?)が年次的に移動しているこ とが見出されました。シカの去った場所では新しい植生が現れることで、池の多様性 が高くなっているという仮説も考えられます。

(左から、2008年度水質検査結果、2009年度水質検査結果、2010年度水質検査結果の表です)

(計測地点地図です)

3. ヨシ・マコモ運び出しについて(竹門)

池の南 側山沿いに蓄積したヨシ・マコモの刈取物を公園前に移動させ、11月下旬にパッカー車で搬出すること方針案を立てました。この案をまず大畑さんに相談して、了解をいただければ、自然史研究所の堀さんを通じて京都市にお願いすることとしました。

.4. 加藤陸朗さん提案の深泥池啓蒙絵本について(田末)

加藤陸朗さんから深泥池啓蒙絵本制作の提案がありました。この企画編集については、自然観察会を主宰されている成田さんを中心に対応するのが良いだろうということになり、具体的には加藤さんが退院されてから検討を始めることにしました。

5. 次回打合会予定(竹門)

次回の打ち合わせ会は12月19日(日)14:00から深泥池会館で行うことになりました。2010年度の忘年会を兼ねますので、是非お誘い合わせのうえお越しください。なお、持ち寄り制ですので、各自食べ物や飲み物等を適量お持ち寄りください。