ホーム 知らせ

20116月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 辻本 典顯

129回打ち合わせ会報告

開催日時:619日(日)14001700
出席者:田末利治、小林直正、大畑吉弘、宮本水文、安部倉完、嶋路耕平、森久健一郎、渡辺太一(順不同・敬称略)(8名)
                             報告者 嶋路耕平君

 

14,5月の外来魚駆除成果報告(安部倉)
 410日〜616日の外来魚駆除成果につき、下記の報告がありました。小型刺し網と刺し網の実施回数については、記録集計時に捕獲数が0だった日を記録していなかったため、参加者と伊藤さんの記憶で修正しました。実際の実施回数は、刺し網が11回、投網が8回、小型刺し網14回でした。今後,記録用紙には、捕獲数が0の時も記入する必要があります。また,後日伊藤さんから、小型刺し網の捕獲効率の悪かった原因として、底に隙間の空く設置の仕方をしていたことにあるとのご意見をいただきました。来年はこの点に注意をして張るようにとのことでした。

 

4,5月の外来魚駆除成果報告(410日〜616)


小型刺し網 14(捕獲されたのは6/5のみ)
 ブルーギル0尾、バス1


刺し網 410日設置 6 11(4/145/19)
 ブルーギル1尾、バス0尾、カムルチ0尾、フナ20

エリ網 15 (4/106/16)

ブルーギル4尾、ギル稚魚1(6/12)、バス1尾、バス稚魚1,216尾、カムルチ4尾、
フナ6 尾、フナ稚魚34尾、ヨシノボリ5尾、ザリガニ3匹、アカミミガメ9匹、 
クサガメ4匹、セイルフィンプレコ 1(5/26)


もんどり28 (4/106/16)
 
ブルーギル288尾、ギル稚魚0尾、バス3尾、バス稚魚30


投網8 (5/156/12)
 
ブルーギル 28尾 ギル稚魚 0尾、バス2尾、バス稚魚 1


産卵床の破壊(卵ありのみ)
 ギル10個、バス0


計 ブルーギル322尾、ギル稚魚1尾、バス7尾、バス稚魚1,247尾 となりました。

 

オオクチバス
 例年、刺し網で多く捕獲されるが、今年は刺し網での捕獲は1匹だけでした。バスの成魚は、去年と比べ個体数が減少していると思われます。4月の初め密放流と思しき大型個体が2尾山道入り口付近で見かけられました。526日に39cm40cmの個体が投網により捕獲されましたが、これがその時目撃された個体の可能性があります。稚魚は519日のエリ網で1,166尾捕獲されており、繁殖に成功してしまったようです。産卵床の破壊は、今年は例年よりも頻繁に監視したにもかかわらず0個でした。

 

ブルーギル
 4-5月のもんどりによる捕獲数は、2009年の539尾、2010年の152尾に対して、2011年は199尾でした。2011年は大畑さんが夕方に捕獲された83尾も含まれているので、捕獲努力が大幅に増えた結果です。このため、2011年の生息個体数は2010年と同程度かやや少ない程度であろうと推測されました。

 


2.植生管理
・マコモの除去について(大畑)
 例年通り、浮島近く(もんどりNo22,23付近)で、面に浮いた状態で浮島から離れて生えているマコモがあるようです。今のうちなら楽に除去することができるので、除去してはどうかと大畑さんが提案されました。もし許可が下りれば大畑さんにその仕事を担っていただけるそうです。ただ、去年はヒメコウホネ生育場所付近のマコモを刈り取って放置した結果、の溶存酸素が低下し、岸際の植生を破壊してしまう等の影響がでてしまったので、もし刈り取るのならばパッカー車を手配しなければいけないということ、また、絶対に浮島の縁を削るようなことはしてはいけないということ、決められた範囲以外の植物を傷つけてはいけないということが求められます。水面を漂っているマコモを除去するかどうかについては、竹門先生から京都市に問い合わせてもらうこと決まりました。

 

・ウチワゼニグサについて(田末)
6
16日に京都自然史研究所の方が、ウチワゼニグサを泥ごと抜き取り、それを袋に入れて南岸の桜の木の下まで移動し、抜き取った植物についた泥を落としておられたそうです。田末さんと伊藤さんが見たところによると、泥の中に小さなウチワゼニグサの株も残っていたようです。ウチワゼニグサの対策は自然史研究所に任せることにしていましたが、このような素人の過ちをするようでは逆効果であるとの意見がでました。自然史研究所のウチワゼニグサの生態を知らない人でも効果が期待できる日光を遮断するシートで覆う根絶方法を自然史研究所に強く提案する方が良いのではないかと提案されました。

 

・枝の伐採について(宮本)
 宮本さんが体調を回復されたので、今年は試験的な調査だけでも終わらせたいとおっしゃいました。試験的な調査では、去年計測した地点のうち23箇所で、どの木の枝をどれくらい切れば面の光量が増加するのか、それにはどの程度の仕事量が必要なものなのか、それが景観に与える影響などを調べるそうです。今年の計画に去年と同じく枝の伐採の計画が入っているかどうかを確認し、もし許可が下りれば、候補地を決めたいとのことでした。

 

・マツクイムシについて(宮本)
 保津峡や深泥池のような水ストレスの強い場所に生えるマツはマツクイムシによっては枯れにくいらしく、深泥池内部または周辺の枯れているアカマツはマツクイムシによるものなのかを確認したいとのことでした。枯れて一年以内の枝を切り、スルメのように裂いてそれを水につけ、数時間後に 100200倍の顕微鏡で見ると、すぐにマツクイムシの存在がわかります。8月の観察会で深泥池内部のアカマツについて調べたいとのことでした。

 


3.水質調査について(田末)
毎週日曜に続けられてきた田末さんの水質調査ですが、田末さんの体の調子が良くないので、調査の頻度を減らしても(42)大丈夫かどうかを確認されました。

 


4.気付いたこと(田末)
 浄水谷手前のヒノキ植林地付近のヨシ原とミツガシワがかなり減少しているようです。原因は分かりません。打ち合わせ会の後に宮本さんが現場を見に行かれたそうです。

 

 

ホーム | 新しいところ | 会について | 深泥池について | おしらせ | リンク集 | 全体図