ホーム お知らせ

20126月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 辻本 典顯

139回打ち合わせ会報告

開催日時:617日(日)14:0017:00
出席者:竹門康弘、田末利治、伊藤昭雄、成田研一、小林直正、宮本水文、加藤義和、
辻本典顯(順不同・敬称略)(8名)

 

1.外来魚駆除
56月の外来魚駆除成果(田末・小林)
 4月に引き続き、5月以降も外来魚の捕獲数が例年に比べて少ない状態が続いているとの報告がありました。ただし、ブルーギルとオオクチバスの産卵床が各5個程度確認されており、オオクチバスについては繁殖が成功してしまい、稚魚が1日あたり数十匹単位で捕獲され始めました。今回の話し合いで、上半期の作業は715日(日)までとしましたが、それまではエリ網、もんどりおよび投網での捕獲を継続していくことになりました。

・ノーバスネットからの助成金(辻本)
 今年度の活動資金として、ノーバスネットから約30万円の助成金をいただいたことが報告されました。ただし、今年度は資金利用の目的が「駆除活動の啓蒙」に限られるとのことでした。この目的に該当するものとしては、夏休みの水生生物調査や毎月の観察会が挙げられるので、配布資料等にかかる費用を助成金で賄うことになりました。また、作業小屋前にある掲示板を今よりも大きいものに取り替えてはどうかという意見も出ました。

 

 

2.植生管理
・枝払いの報告書(竹門)
 今年1月から行ってきた枝払いについて報告書をまとめる必要があります。今回、予定していたよりも長い区間で枝払いを実施したことや池面(岸際)からの仰角が60゜以上にある枝を伐るという目標が達成できていない箇所があることなどの変更点があるため、報告書をまとめるにあたり、木材の量、本数(切り株の数)および実施距離を再度確認する必要があります。なおこの報告書には、枝払い後の林内の断面図(添付資料1)および写真を添付する予定です。


・西山林内の材木・枝葉の搬出(伊藤)
 今春までに刈り取った樹木のうち、一部がまだ林内に残されていました。これらを624日に搬出することとなりました。(その後、624日には、林内に残っていたすべての木材を搬出し終えることができました。作業に参加してくださったみなさま、ありがとうございました。)


・南水路・間伐実験のモニタリング調査(加藤)
 枝払いを実施した2地点については今後、モニタリング調査を進めていきます。今回の打ち合わせ会では、調査を担当していただく加藤義和さんに今後の計画をご説明いただきました(添付資料2)。調査は、陸域と水域のそれぞれで行い、枝払い実施区およびその周辺の鬱閉区の植物相、水生動物群集、水質、有機物の状態が間伐前と比べてどのような変化があるのかを調べる予定です。水域の調査については7月末から、陸域の調査については9月以降に実施することになりました。水域では水の流れによって有機物の移動があるため、今後操作実験の具体的な方法、実験区の設定についてさらに検討する必要があるとの意見が出ました。


・南水路ヨシ群落の衰退(田末・成田)
 これまでの打ち合わせ会でも何度か議論になりましたが、南水路のヨシ群落(ヒノキ林前)が数年前から急速に衰退しています。宮本さんによると、この付近には以前クログワイやミクリの仲間など深泥池では絶滅したと考えられる植物が生育していたそうですが、以降はヨシが優占していました。最近になって、ヨシが枯れた後はぬた場のようになり、しばらく植物が見られない状況が観察されています。田末さんと成田さんが5月下旬に現状を確認されたところ、ほとんどのところでヨシは枯れたままで、1u程度の範囲にモウセンゴケがマット状に広がっているところもあるとのことでした。ヨシが枯れたことによってできた空きパッチに今後どのような植物が定着するかについてモニタリングをする必要があるとの意見が出ました。


・山の管理(竹門・宮本)
 深泥池周辺での山林では、近年松枯れや楢枯れとともに遷移による林相の変化が目立ちます。とくに高山、チンコ山、西山にかけては、今後継続的な管理が必要となりと考えられます。また、博愛会病院の駐車場が拡張され、水際近くまで砂利が敷かれていることも池への影響が危惧されます。ただし今後、水生生物研究会が周囲の山林を含めた池全体での保全活動を進めていくためには、山林の管理に明るい方に活動を主体的にリードしていただく必要があるとの意見が出ました。また、山林の状態を改善させ、将来的には北山の植物遺伝資源を保全する場として深泥池を活用できればよいとの意見も出ました。
 


3.深泥池水生生物研究会ホームページ更新(加藤)
 深泥池水生生物研究会の新しいHPを加藤義和さんに作成していただきました。
HPのアドレスは(http://mizoro.org)です。現在、旧来のホームページから新しいホームページへの転送設定が進んでおらず、内容の異なる二つのHPが並立している状況です。Googleなどの検索エンジンでは旧来のホームページがヒットしてしまいますが、こちらは内容が更新されていないため、このままでは、ホームページの読み手が混乱をきたしてしまうおそれがあります。そこで、検索エンジン上位に新しいホームページが表示されるための暫定的な処置として、下記の2点を皆様にご協力いただきたいと思います。


1)ご自身のホームページ等で水生生物研究会のHPにリンクを張られている方は、旧来のアドレスへのリンクを削除し、新しいアドレス(http://mizoro.org/)への変更をよろしくお願いいたします。

2)新しいホームページを閲覧するときは、http://mizoro.org/ を「検索エンジンで探して」アクセスしてください。
個人の手元のパソコンに保存されているブックマークを使っても意味がないようです。「毎回、検索エンジンで探す」ことにより、上位に表示される確率が高くなります。

また、ブログや各種SNSTwitter, Facebook, Mixiなど)でhttp://mizoro.org/ を紹介することも、効果があるようです。みなさまにはお手数をおかけしますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

4.今後の予定
7
15日(日) 外来魚駆除作業最終日(もんどり洗いに人手が必要です)
7
21日(土) 打ち合わせ会 深泥池会館14時〜17
8
11日(土)(12日の可能性あり) 夏休み恒例水生生物調査
8
19日(日) トンボ観察会

 

 

次回の打ち合わせ会は2012721日(土)1400から深泥池会館で行う予定です。

 

添付資料:1)枝払い植生断面図び2南水路・間伐実験のモニタリング調査計画

 

 

 

ホーム | 新しいところ | 会について | 深泥池について | おしらせ | リンク集 | 全体図