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201210月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 辻本 典顯

142回打ち合わせ会報告

 

2012年度の外来魚駆除作業は1025日をもちまして終了いたしました。多くの会員の皆様に作業に参加していただくありがとうございました。また来年度もよろしくお願いいたします。

 


開催日時:1027日(土)14:0017:00
出席者:竹門康弘、田末利治、小林直正、成田研一、大畑吉弘、宮本水文、木村満、千田海帆、辻本典顯(順不同・敬称略)(9名)

 

1.外来魚関連(竹門・田末)
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25日に終了した2012年度の外来魚駆除作業の経緯と、今年の外来魚捕獲数の傾向について話し合いました。今年は昨年に比べてブルーギルの捕獲数が大きく減少したことが指摘されました。しかしながら今年は水生植物が猛烈な勢いで繁茂し、それらが魚の行動範囲を狭めていた可能性があるため、ブルーギルの個体数が実質的にどれだけ減少しているのかは定かではありません。今年度の集計結果を安部倉さんに解析いただき、その結果を参考に水生植物の問題も含めて来年度の計画を立てていくことになりました。

 

2.植生管理関連(宮本・竹門・田末)
・ウチワゼニクサの除去(田末)
 これまでの打ち合わせ会でも何度か議論してきた、北西岸に生育している外来種ウチワゼニクサについて協議しました。これまでの対策では根絶に至らないこと。発見当初2u程度だった集団が、現在では10 m×30 mにまで拡大ししたことが報告されました。一帯を黒いビニルシートで被陰したものの、シートの端やシートを突き破ってシュートが伸びて、今年の春には開花も確認され、種子繁殖にも成功していることが指摘されました。ウチワゼニクサの拡大を食い止めるためには、一帯の表土(深さ5cmまで)ごと剥ぎ取ったほうがよいとの意見が出ました。しかしながら、その場合には大量の土と植物体を引き取って活用してもらえる相手を探す必要があり、後述のオオバナイトタヌキモと併せて堆肥等の利用方策が重要な課題であるとの結論に達しました。これについては、1111日に開催予定の写真展で町内会の皆様と相談する議題の一つに挙げることにしました。


・オオバナイトタヌキモUtricularia gibba?の大繁殖(竹門・田末)
ここ数年、南開水域ではイトタヌキモが大繁殖しているが、特に今年は植物体がマット上に広がり、水面を埋め尽くしているため、ボートが進めない状態にまでなったことが報告されました。このイトタヌキモは、在来のものに比べて花が大きく、冬でも植物体が枯れないといった特徴から、北米原産の外来種オオバナイトタヌキモUtricularia gibbaではないかと考えられます。外来イトタヌキモは、最近ではペットショップでも売られているため、誰かが池に投げ込んだものが栄養繁殖によって殖えた可能性が指摘されました。また,この外来イトタヌキモのマットの下では溶存酸素濃度が低く、また太陽光が全く射さない暗黒条件になっているため、他の動植物に大きな影響を与えている懸念があり、除去の対象に加える必要があるとの意見が出ました。その際にはウチワゼニクサ同様、除去した植物体を有効利用できるようなルートを開拓することが求められます。


・西山一帯の手入れ(宮本)
 水生生物研究会では今年の1月から3月にかけて池畔林の間伐を試験的に行いましたが、この冬にも追加的に間伐を実施するかどうかについて、次回の打ち合わせ会で話し合うことになりました。また930日の台風の際、池に向かって倒伏したアベマキの引き揚げ作業についても計画に加えることになりました。さらに、ナラ枯れが進行し、西山一帯の山林は荒廃している現状について口頭で報告がありました。今後、山に手を入れることで90年代前半まで見られた松林を復活させたいとの意見が出ました。そのための地元活動の可能性を高めるために、1111日の写真展に深泥池集水域の白地図を展示して、かつて松茸の穫れた地点を記入してもらうことになりました。

 

11月に実施したイベント報告
 113日(日)に水質調査を実施しました。お手伝いいただいたみなさまありがとうございました。11月の打ち合わせ会で竹門先生に結果をご報告いただきます。

 1111日(日)には深泥池展を開催しました。今年は会場を深泥池会館に変更し、町内会の方々を主要なお客様に迎えて開催しました。当日はあいにくの雨でしたが、おかげさまで大盛況(参加者総勢90名)のうちに終わりました。竹門先生のご講演の際には、みなさんから積極的に質問がでました。また、地域の方との交流会では、池からの硫化水素臭が地域の方の不安の種になっている話や、堆肥づくりに支払われる助成金の話などを聴くことができ、意見交換の場として大変有意義でした。次回の打ち合わせ会では交流会で話し合われた内容も含めて、さらに議論を深める予定です。

 

●深泥池水生生物研究会ホームページ更新(加藤)
 深泥池水生生物研究会の新しいHPを加藤義和さんに作成していただきました。
HPのアドレスは(
http://mizoro.org)です。現在、旧来のホームページから新しいホームページへの転送設定が進んでおらず、内容の異なる二つのHPが並立している状況です。Googleなどの検索エンジンでは旧来のホームページがヒットしてしまいますが、こちらは内容が更新されていないため、このままでは、ホームページの読み手が混乱をきたしてしまうおそれがあります。そこで、検索エンジン上位に新しいホームページが表示されるための暫定的な処置として、下記の2点を皆様にご協力いただきたいと思います。
1)ご自身のホームページ等で水生生物研究会のHPにリンクを張られている方は、旧来のアドレスへのリンクを削除し、新しいアドレス(
http://mizoro.org/)への変更をよろしくお願いいたします。
2)新しいホームページを閲覧するときは、
http://mizoro.org/ を「検索エンジンで探して」アクセスしてください。
個人の手元のパソコンに保存されているブックマークを使っても意味がないようです。「毎回、検索エンジンで探す」ことにより、上位に表示される確率が高くなります。
また、ブログや各種SNSTwitter, Facebook, Mixiなど)で 
http://mizoro.org/ を紹介することも、効果があるようです。みなさまにはお手数をおかけしますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

●今後の予定
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25日(日)打ち合わせ会 14時〜17時(深泥池会館)

 

129日(日) 1000〜 賀茂川で魚とり 出雲路橋集合

           1400〜 忘年会 深泥池会館

                 賀茂川で採れた魚をすき焼きにします。

             

2013

16日(日)  1400〜 打ち合わせ会 深泥池会館

 

113日(日) 1000〜 「深泥池」新春餅つき大会(深泥池を美しくする会主催) 深泥池会館

                 前日12日に下準備をします。

                 当日にご協力いただける方は9時にお越しください。

                 エプロン・前掛け等をご用意ください。

 

 

 

 

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