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20149月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

162回打ち合わせ会報告

連絡係 辻本 典顯

○次回の打ち合わせ会予定

 次回の第163回打ち合わせ会を2014104日(土)14:00から深泥池会館で行う予定です。土曜日の開催ですのでご注意ください。

 

開催日時:96日(土)14:0016:30

出席者:竹門康弘、田末利治、小林直正、木村満、稲畑憲昭、宮本水文、成田研一、加藤義和(順不同・敬称略)(8名)

記録:加藤義和

 

1.自然再生講習会(竹門・加藤)

 92223日に開催される日本生態学会第7回自然再生講習会の内容について説明がありました。この講習会では、深泥池の池畔生態系の再生手法について加藤が発表します。22日(月)に予定されている、宝が池・深泥池周辺を見学するエクスカーションでは、深泥池の生態系の概略を説明した後に、伐採実験の実施区域(防鹿柵の設置地点)や西山稜線沿いの私有地(フェンスで覆われているため、下層植生が残っている)、シカの食害跡などを巡検する予定です。講習会およびエクスカーションへの参加を水生生物研研究会のメンバーに呼びかけました。

 

2.作業時に加入している傷害保険について(竹門)

 外来魚駆除作業などの会の活動時にかけられている傷害保険の内容について説明がありました。活動中の事故による死亡・後遺症には最大2000万円、入院には1日最大9000円、通院には1日最大6000円が支給されます。池での作業や調査に新規で加わられる方は、保険への加入が必須ですので、氏名と住所、電話番号、生年月日を連絡係の辻本までお知らせください。また、池で作業や調査をされる際には、事故のないよう十分にお気をつけください。

 

3.夏休み底生動物調査結果報告(竹門)

 今年は811日(月)に底生動物調査を行いました。今年の調査は、「親子生きもの探偵団イン深泥池」と銘打って京都市のイベントとして実施されました。今年の参加人数は38名で、62タクサ418個体が採集されました。この調査は今年で17年目になりますが、今年はニッポンイワトビケラ、ヒゲナガカワトビケラ属の一種、ヒメフナムシ、アメリカナミウズムシが初めて確認されました。アメリカナミウズムシ(外来種)は、鴨川河口付近で非常に増えており、分泌する粘液によって石の表面が覆われてヒラタカゲロウなどの生息を妨げています。深泥池には、水鳥の脚などに付着して侵入したと考えられます。深泥池でもこれから増加する可能性があるため、今後の調査では注意が必要です。いっぽう、ここ数年、イトトンボ類の個体数は減少傾向にありますが、ギンヤンマは4年ぶりに1個体が確認されました。また、今年はアメリカザリガニが少なかったようです。アメリカザリガニを捕食するウシガエルの成体が多かった可能性があります。

 

4.水生昆虫調査の途中経過(稲畑)

 78月に任意調査を4日間実施し、加えてライトトラップによる調査を5地点×2回実施しました(延べ参加人数9人)。そのうち、稲畑さんが採集した分だけを整理して発表していただきました。これまでのところ、陸生・水際生・水生を合わせて79種の昆虫が記録されており、レッドリスト記載種は環境省、京都府指定のものを合わせて15種が見つかりました(ただし、未同定種も多数残っています)。ミヤケミズムシ(環境省レッドリスト準絶滅危惧種)やコバンムシ(環境省レッドリスト絶滅危惧TB種・京都市レッドリスト絶滅寸前種)のように、他の水域では非常に希少だが今回の調査では比較的多く採集された種が複数ありました。一方、他所では普通に生息しているような種が多数抜け落ちている印象があったそうです。

 

5.深泥池展(竹門)

 2014年深泥池展の期間は2014111日(土)〜3日(月・祝)の3日間で、1日(木)に展示物を搬入します。また、112日には、毎年恒例の深泥池水質調査も実施します(午後1時から)。深泥池に関する写真、絵画、昆虫標本、研究成果のポスターといった展示を予定しています。ほかにも展示企画を募集していますので、深泥池に関する作品等をお持ちの方はぜひご検討ください(添付資料1)。また、深泥池のジュンサイに関する意見交換会を3日に開催できるよう、調整することにしました。

 

6.7月の外来魚駆除成果報告(小林)

 71024日に計3回の作業をしました。この間、オオクチバスの稚魚が42尾、ブルーギルの成魚が9尾、稚魚が27尾捕獲されました。ブルーギルの産卵床は9個を破壊しました。このほかに、カムルチー(小形個体:当才魚)3尾、フナの稚魚39尾、クサガメ1頭、アカミミガメ1頭、アメリカザリガニ3頭、トウヨシノボリ3尾が捕獲されました。例年通り、前期の駆除結果は安部倉さんに送り、集計、解析してもらうことにしました。駆除活動とは別に、稲畑さんが水生昆虫調査の際にドジョウを流れ込みで採集したとの情報がありました。

 

7.後期の外来魚駆除活動

 後期の外来魚駆除活動は、914日(日)に開始、1026日(日)に終了の予定です。1023日(木)および26日(日)は、もんどりやエリ網の洗浄、片付けがありますので人手が必要です。都合のつく方はぜひご協力ください。

 

8.今後の予定

914日(日):外来魚駆除作業開始

922日(月):自然再生講習会エクスカーション(宝が池・深泥池周辺の里山)

923日(火・祝):第7回自然再生講習会「京の里山再生―理念と技術」

104日(土):第163回打ち合わせ会(14時〜)

1026日(日):外来魚駆除作業終了

111日(土):深泥池展 (搬入・会場設営 9時〜13時、展示 13時〜16時)

112日(日):深泥池展(10時〜16時)

112日(日):2013年度 水質調査(13時〜)

113日(月・祝):深泥池展 (展示 10時〜12時、後片付け 13時〜15時)

113日(月・祝):第164回打ち合わせ会兼、ジュンサイ利用に関する意見交換会 (15時開始予定)

 

 

 

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