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20166月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

182回打ち合わせ会報告

連絡係 辻本 典顯

開催日時:618日(土)14:00

参加者:竹門康弘、加藤義和、宮本水文、伊藤昭雄、木村満、大石菜々野、北尾晃一

(順不同・敬称略)(7名)

記録:北尾晃一

 

1.外来魚駆除について(竹門)

 今回の参加者に、外来魚駆除活動をしているメンバーが居なかったため、現状報告と対策の立案については、7月の打ち合わせ会で協議することになりました。

 

2.ジュンサイの刈り取りについて(竹門、加藤)

 今年度は深泥池のジュンサイ群落について間引き実験を行うことが決まり、6月から底生動物とジュンサイの付着動物の事前調査とドローンによる空撮を開始いたしました。事前調査では、池底の底生動物相とジュンサイに付着する底生動物相がともに貧弱であるとの印象がえられました。池底の底生動物は、溶存酸素量が極めて低いことが、また付着動物は、ジュンサイのぬめりが動物にとって付着しにくいことが原因として考えられました。

 ドローンの空撮映像からは、シカの食害の痕跡や獣道、池塘、浮島と開水面の植生などを観察することができました。今後、ジュンサイの間引き調査による植生の変化の調査をはじめ、様々な活用が期待されます。

 今後は6月23日(木)から木曜日と日曜日に、ジュンサイの刈り取りを進めていく予定です。また7月以降には、刈り取りの影響を見るために毎月モニタリング調査を行います。

 

3.北区の助成によるイベント開催(木村)

 前回の打ち合わせ会で決めた深泥池底生動物モニタリング調査や深泥池トンボ観察会に加えて、8月7日(日)の午前中に一斉清掃と行い、午後にはジュンサイに関する講演会を開催することが決まりました。

 

8月7日(日)午前:一斉清掃 午後:ジュンサイに関する講演会(深泥池会)

8月11日(木)13:00〜深泥池底生動物モニタリング調査

8月21日(日)深泥池トンボ観察会

10月30日(日)市民参加による深泥池一斉水質調査

10月29日(土)〜31日(月)深泥池展(会場;深泥池会館)

 

4.プロ・ナトゥーラ・ファンド助成(加藤)

 深泥池水生生物研究会の活動に必要な資金調達のため、新たな助成金に応募することになりました。プロ・ナトゥーラ・ファンド助成は自然保護のための活動に与えられる助成金です。2016年10月1日から2017年9月30日という助成期間を考慮して、秋からの一年間で成果を出すことが可能な、水質調査に関連した事業を中心した応募書類を加藤さんが作成することになりました。

 

5.京大探検部による調査計画(大石)

 京大探検部から2つの調査研究計画案が提出されました。

・計画1 ミズゴケ類以外の浮遊性植物(ミツガシワなど)が浮島形成過程に果たす役割についての調査する提案

・計画2 深泥池のミツガシワが富栄養適応しているとの仮説に基づいて比較研究する提案

 計画1については、課題設定が長期的な変化を前提とするので、短期間の現地調査で答えを出せないのではないか?という意見が出ました。検証するには、浮島の堆積物の構造を丁寧に分析することや、過去の航空写真や衛星画像を克明に比較するような分析も必要との意見がありました。

計画2については、池間の比較がきればよいが、費用的にもたいへんなので、深泥池内のミツガシワの体サイズと水質などの環境条件との関係を調べてはどうかとの意見がありました。その際、奈良教育大学松井研のミツガシワの遺伝的構造についての研究 (西川知里さん)が参考になりそうです。

今後計画を修正して、研究活動を進めていきたいとのことでした。京大探検部もボートなどの器具を使用されますが、外来魚駆除作業とは時間をずらすなどの工夫をして、お互いの活動には支障がでないようにすることになりました。

 

6.京都市の地図について(宮本)

 京都市では、様々な縮尺の都市計画地図が販売されています。今回、宮本さんから2500分の1の深泥池と宝ヶ池の部分のコピーを配布していただきました。今後の深泥池の活動の参考資料として活用していこうということになりました。

 

7. 今後の予定

717日(日):第183回打ち合わせ会(14:00−)

外来魚除去の実績、ジュンサイ間引き調査の報告と今後の計画について話し合いますのでご参集ください。

 

 

 

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