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20172月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

189回打ち合わせ会報告

連絡係 辻本 典顯

次回の打ち合わせ会予定

 次回の第190回打ち合わせ会を2017319日(日)14:00から深泥池会館で行う予定です。なお来月から連絡係が辻本から北尾さんに引き継がれる予定です。新体制の確認等議題が多いですので、恐れ入りますが18時まで時間を見込んでいただければ幸いです。

 

 

開催日時:25日(日)14:3017:00

参加者:竹門康弘、田末利治、成田研一、宮本水文、木村満、北尾晃一、辻本典顯(順不同・敬称略)(7名)

 

1.水質調査(竹門)

 昨年11月、池の48地点で実施した水質調査の結果を、竹門先生に報告していただきました。その中で特筆すべき項目の結果を紹介します。まず、DO濃度(溶存酸素濃度)については30地点を超える箇所で、フナが呼吸に必要な3mg/Lを下回りました。次にEC(電気伝導度)およびpHについては例年と同じく、水道水が流入している場所や西岸車道で高い値でした。DO濃度はここ15年減少傾向にあり池の酸欠傾向が強まっています。ただ、ORP(酸化還元電位)の値はそれほど嫌気的な状態を示していないことから、冬に、上層の酸素を含んだ水が下層の低酸素の水と混ざることで、恒常的な嫌気状態にはなっていないのかもしれません。一方、2000年以降の全体的な経年変化としては、70μS/cm以上だったEC60μS/cm以下に、6.1以上だったpH5.7以下に低下しており、深泥池生物群集の保全に必要な貧栄養で酸性の水質に戻りつつあることが確認されました。

 

2.京都府保全推進ネットワーク(竹門)

 前回の打ち合わせ会報告でも紹介しましたが、京都府環境部および府内で活動する環境団体(産官学民すべてを対象)からなる『自然環境保全京都府ネットワーク』が設立されます。このネットワークは「京都府内における各種団体のネットワークにより自然環境の保全と活用の推進に資すること」を目的としており、団体間の情報共有の場となるとともに、京都府のデータバンクへの資料提供や情報収集のサポート、自然史博物館設立に向けた運動等を行います。225日(土)の立ち上げシンポジウムでは、京都府環境部から自然環境や絶滅危惧種についての現状報告があるほか、本ネットワークの位置づけや将来像などを話し合うパネルディスカッションが予定されています。みなさまふるってご参加ください。

追記:シンポジウムは大盛況のうちに終了し、また竹門先生が本ネットワークの初代会長に選任されました。

 

3.枝払い(宮本)

 深泥池南岸の枝払いについては、よりよい池畔林の管理方法を提案するために、これまでも林床植生等のモニタリング調査と合わせて実施してきました。しかし、過去の枝払い地点の周辺で樹冠が広がっていることや、枝払いの結果枯れたコナラの幹を切り出す作業などが必要となっています。とくに、水際に枝を大きく張り出したアラカシを枝払いしてはどうかとの意見が出ました。アラカシは春に古い葉が落葉するそうなので、その時期に作業してはどうかとのことでした。このため、枝払い担当の宮本さんと池畔林植生調査担当の加藤さんが連携して、来年度の作業計画および京都市と文化庁に提出する現状変更申請の内容を考えていただくことになりました。来月の打ち合わせ会でこの議題について再度話し合う予定です。

 

4.深泥池展(木村)

 深泥池展の時期と場所について話し合った結果、2017年は53日(水)〜7日(日)に深泥池会館で開催することになりました。3日の午前中に会場設営、7日の午後に片づけをしますので、両日に時間の取れる方は、お手伝いに来ていただくようお願いします。また、作品、研究ポスターを募集しておりますので、出展していただける方はご連絡ください。さらに、開催期間中に『池の水質保全のために何ができるか(仮題)』という座談会をしてはどうかとの意見が出ました。その内容として、昨年の水質調査の結果報告や、池底の泥抜きの実現可能性について地域の方と意見交換してはどうかなどの案が出ました。

 

 

5.今後の予定

211日(土)13:0016:00 公開講座「宝が池・深泥池の虫たち」 京都工芸繊維大

225日(土)13:0017:00 自然環境保全京都府ネットワーク立ち上げ総会&シンポジウム 西陣織会館

33日(金) 14:0016:00 ジュンサイ生産が盛んな秋田県三種町の方々との意見交換会 

深泥池を見ながら池の説明の後、深泥池会館へ移動

319日(日)14:0017:00 第190回打ち合わせ会 深泥池会館

 

 

 

 

 

 

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