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201710月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

196回打ち合わせ会報告

開催日時:107日(日)1400−1700
参加者:竹門康弘、木村 満、宮本水文、宮本秋津、北尾晃一(計5名、順不同、敬称略) 記録:北尾晃一


ジュンサイの利活用に向けた食の安全性について(木村)
 深泥池水生生物研究会と深泥池を美しくする会は、従前より保全上の必要性から除去したジュンサイを食材として利用する仕組みを検討してきました。今回の打ち合わせ会では、木村さんからジュンサイの食材としての安全性を前もって調査したほうが良いのではという意見が出ました。深泥池では、かつて廃棄物などが投棄されていた歴史もあり、風評被害を避けるためにも安全性の担保が必要との議論もありました。食の安全性を証明するために必要な水質分析項目(大腸菌数や有毒物質)については、これまで調査したことがないため、今後改めて調査する必要があるとの結論になりました。予算の確保ができた場合には、113日に実施される水質調査時に併せて採水し,水質検査会社に外注することになり
ました(予算確保が113日には間に合わなかったので、これらの採水は,年度内に別途改めて実施する予定です)。

・環境省モニタリング1000(竹門)
 モニタリングサイト1000とは、全国を代表的する約1000地点でモニタリングデータを長期間に渡って蓄積するプロジェクトであり、環境省の生物多様性センターによって実施されています。深泥池もその地点として登録してもらうべく環境省に問い合わせをしていましたが、113日の水質調査の時に生物多様性センターから職員2名によるヒアリングが実施されることになりました。10時から深泥池公民館で竹門先生によるプレゼンが行われる予定です。深泥池が地域ぐるみで長期間のモニタリングを実施できる体制が整った場所であることをアピールするため、多くの方に参加の声かけをすることになりました。

・環境省の地域適応コンソーシアム地域事業委託業務(近畿)(竹門)
 生物多様性に対する地球温暖化の影響を評価し適応策を検討策することを目的に、全国各地にコンソーシアムを設置してパイロット地点のモニタリング評価ならに適応策の検討をする事業が始まるとの説明がありました。近畿ブロックでは、モニタリング地点6か所の一つに深泥池が選定されました。今年度から3年間に渡って、京大防災研水資源環境研究センターの田中賢治先生とともに、深泥池の浮島における水熱収支に関する観測やモデルによる将来予測などの研究が行われる予定です。その過程で、深泥池生物群集の保全にとっていち早く対策の必要な溶存酸素濃度の低下問題を中心に取り上げて、現状評価の調査や対策の検討が行われることになりそうです。

・日本陸水学会での深泥池活動報告(北尾)
 928101日にかけて秋田県仙北市にて開催された日本陸水学会では、陸水学の社会貢献をテーマとした「陸水ガバナンス」というセッションがあり、各地の保全活動の報告や議論が行われました。このセッションに、深泥池水生生物研究会を代表して参加された北尾晃一さんから報告してもらいました。まず、深泥池の自然環境や深泥池水生生物研究会の活動について発表を行い、ジュンサイの利活用にも触れ、保全と資源利の仕組みとを両立させることで、地域住による主体的な保全活動をより促進していくことが必要であるという提案を行ったとの説明がありました。また、セッション全体では、行政や研究者主導の保全活動ではなく、地域住民など多様な主体による活動をいかに進めていくかが議論
され、そのために、1) 研究開始地点の課題を住民の関心のあることに設定することや、2) 研究成果を住民の生活と密着しているような事柄と関連付けていく必要性が提案されたとのことです。

・水質調査
 今年の水質調査は113日(金)(文化の日)に実施されます。例年どおり深泥池の47地点について水質調査を行います。人手が必要な作業ですので、お誘い合わせの上、多くの方々にご協力いただければ幸いです。詳細は添付のチラシをご覧ください。

・外来魚駆除作業
 毎週木曜日と日曜日に外来魚駆除作業を実施中です。2017年秋の外来魚駆除作業は1029日(日)に終了予定です。29日(日)9時から網やもんどりの洗浄と収納作業をします。こちらも必要な作業ですので、多くの皆様にお声かけをよろしくお願いいたします。

今後の予定
1029日(日) 外来魚駆除作業最終日

113日(金) 深泥池水質調査(1300-1600

115日(日) 第197回打ち合わせ会

1223日(土) 午前中:深泥池町内会の餅つきに参加

         午後:第198回打ち合わせ会・忘年会

 

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