【深泥池水生生物研究会第213回打ち合わせ会報告】

開催日時:201946() 14:0017:00

参加者 竹門康弘、田末利治、成田研一、木村満、宮本水文、宮本秋津、杉本哲、北尾晃一、岩永克宏、塩田貞子、塚本悠太 計11名(順不同)

 

2019年度現状変更申請について

前回話し合われた内容に加え、以下の調査項目が追加されました。

・深泥池散布体バンク調査(塚本悠太・山本和喜)

概要:開水域・浮島池塘の底泥を水槽内にまき出し、散布体バンクの発芽試験を行います。

 

〇水質調査(竹門)

 昨年113日(土)に行われた一斉水質調査の結果について竹門先生から報告がありました。前回の調査と比べるとpHEC(電気伝導度)の値に問題がある地点は減少していましたが、例年通りバス停や病院前ではECが高くなっていました。バス停前に関しては昨年の倒木撤去の影響も考えられます。浮島内部ではpHECの値に問題のある地点はなく、酸性貧栄養の環境が保たれていることが確認されました。DO(溶存酸素濃度)の値は地点によってかなり幅があったものの、48地点中23地点で3/Lを下回るという結果になりました。

 調査実施時の反省点として、採水に時間がかかり作業が夕方までずれ込んだため夕日でパックテストの色が判別しづらくなった、またpHCODのパックテストについて酸性用や高濃度用の使い分けの周知が十分でなかったため差がでない結果になったという意見が出ました。今年は効率よく余裕を持って作業を行うため、開始時間を繰り上げたり、多くの人に参加してもらえるよう早い時期から周知を図ったりするなどの改善を図ることになりました。

 

〇外来魚駆除について(杉本)

4月から始まる外来魚駆除に関しての打ち合わせが行われました。もんどりの設置地点については、作業の負担の軽減のため明らかに捕獲に適さない地点は今年から除外することになりました。また昨年度の作業で投網が破れているため追加購入を行うほか、投網を使える人が増えるよう破れた投網を活用した講習会の開催を検討することになりました。

 

〇丈ヶ谷(宮本水文)

 宝ヶ池国際会館付近の丈ヶ谷の湿原再生に向けて、321日に宮本さん、岩永さんと宝の森をつくる会の方とで清掃を行ったことが報告されました。ガラスやタイヤ、自転車のような表層のごみは一通り除去されたそうです。今後は立木の処理を進めるともに、428日に調査プロットの設定を行う予定です。

 

〇池畔林の伐採(田末・竹門)

 東部開水域までボートを使って作業できるよう、南岸から張り出して水路を塞いでいる枝を払いたいという意見が出ました。南岸の池畔林については日射量低下による生物相の劣化を改善するため、加藤義和さんの企画による試験的な伐採事業が行われ、沿岸部の植生や水生動物相の変化に関する調査が行われました。今後は、作業の障害になっている枝の処理に関しては文化財保護課と相談しつつ、これまでの池畔林伐採の効果について分析と取りまとめを行う方針を確認しました。

 

〇会計係の引継ぎ(北尾)

加藤さんが京都を離れることになり、2019年度から北尾さんが会計係を引き継ぐことになりました。今後会計記録の電子化を進める予定です。管理口座について、今後の引継ぎが煩雑にならないよう、地元に長く住まれている方の名義で開設した方が良いのではという意見が出されました。

 

〇今後の予定

414日(日)90011:00 外来魚駆除作業開始(エリ網設置のみ)

53日~6日(金~月):深泥池展(於:深泥池会館)

※期間中の54日(金)13:0015:00 深泥池観察会

56日(月)14:0017:00:第214回打ち合わせ会(於:深泥池会館)

525日・26日(土・日):ジュンサイ刈り取り

61日・2日(土・日):ジュンサイ刈り取り