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2002年 3月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉完

出席者 3月3日

中村猛利、宮本水文、田末利冶、伊藤昭雄、竹門康弘、 井上庄助、安部倉完、池澤篤子、石黒真理、西村好平、 光田重幸、野子弘、成田研一、村田源、高井利憲 15名(敬称略)

はじめに

打ち合わせ会の前に、保全活用委員会の委員の光田氏に、深 泥池の現状の視察ということで、深泥池の周辺を見て回りまし た。本来なら、ボートを出して浮島を見る予定でしたが、池の 中で水死体が発見されるという事件があったため、時間的に不 可能でした。光田氏も、深泥池の現状を目のあたりにして、き わめて状況は深刻であるという認識を確認していただきました。 特に、マコモによる水域の陸地化、水循環の悪化などは緊急 に対処すべきであるとのことでした。

1. 光田氏との話し合い

以下にそのとき挙げられた問題点と、そのとき光田氏の回答 をまとめて述べます。

○ 京都市の全滅危惧種の保護

深泥池の環境改善とともに、タヌキモなど、約20種の種類を 、人工的に飼育するなどして、深泥池の貴重種の遺伝子を保護 し、深泥池で全滅しても元の自然に返せるように備える。

○ 深泥池の腐泥の堆積の抑制

腐泥の堆積には、マカモ、ヒシ、ミツガシワなどの植物体が 、毎年池の底にたまり、底層にすむ生物にダメージを与え、池 自体も埋まりつつある。これらの植物を毎年定期的に除去する 必要がある。

○ 事業の申請について

積極的に事業案の申請書を出し事業を申請することが、会の 存在意義を委員会に認識させる有効な手段である。申請書が提 出されれば、活用委員会で議論し必要と思われるものについて は予算を配分する。まずは、事業申請書を出すことか大切であ る。

○ 外来植物除去に関し、本研究会の業績が無視されている点

保全活用委員会から委託を受け、アメリカミズユキノシタの 植生分布調査報告書(宮本 2001)が、深泥池水生生物研究会か ら提出されている点に関しては、今回、初めて認識した。もし 、それが事実なら、横山氏が行う外来植物除去事業に、研究会 の意見が反映されないのはおかしいことである。この件に関し ては、今後、保全活用委員会で話し合いを行う。

○ 光田氏の深泥池水生生物研究会への感想

本研究会は、大変多くの人が参加しており、皆真剣に保全に ついて考えており、熱心に活動を行っていることに安心した。 今後とも、これらの活動を続けてほしい。

2. 本年度の申請事業案

すでに、事業案として提出することが決定した5項目につい て以下に示します。

○ 周辺域からの土砂の流入防止事業

4月より予定

事業担当宮本・伊藤

○ マコモ刈り取り事業

南西開水面 継続
西岸開水面 新規
南水路 大規模な事業となるため、本研究会の独力では不可能である。 だが、早急に手を打つ必要がある。

事業担当 伊藤

○ 外来魚駆除事業

4月より開始

事業担当 竹門・安部倉

○ 水質現状調査・対策検討事業

水温、水質、などの調査を行い、水質改善に向けての対策検討 を行う

事業担当 竹門

○ 外来植物現状調査・対策検討事業

浮島、及び沿岸部の外来種の分布域調査を行い、除去作業に向 けての対策を練る。

事業担当
フローラ調査 宮本
同定・サンプル管理 村田

(重要) 次回の打ち合わせ会

次回は 2002年4月7日 日曜 14時 から 深泥池会館にて行います。