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2006年3月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉 完

出席者

第73回 打ち合わせ会出席者 3月5日

竹門 康弘、安部倉 完、加藤 義和、嶋村 鉄也、井上 庄助、野尻 浩彦、村上 宜之、田末 利治、伊藤 昭雄、成田 研一

10名(敬称略)

1. はじめに [重要]

次回の打ち合わせ回は、4月1日(土曜日) 14時から深泥池会館です。日曜日ではありません。お間違えのないようよろしくお願いいたします。

2. 2005年 深泥池湿原の表層水質とビュルテの空間分布 (高橋淳子さんの報告を竹門が紹介)

ハリミズゴケとオオミズゴケは、深泥池の浮島を特徴付ける植物であるだけではなく,深泥池の多くの稀少種にとって必要な貧栄養で酸性の水質条件を形成維持する働きもしている.このため,ハリミズゴケとオオミズゴケの生育する浮き島環境を保全することが深泥池の保全目標の一つとなる.しかし,浮き島内には,ミズゴケ類の群落が衰退した場所も見受けられる.高橋さんの研究は、このようなミズゴケ群落の生育状況と水質との対応関係を調べることを目的としている.とくに浮き島の浮沈に伴い,南側の開水面からpHの高い水が流入する現象に着目して、水質の時空間的変化とミズゴケ群落の関係を調査しました.その結果、開水域に一番近い南部では電気伝導度50-60マイクロジーメンス,pH5.0-5.5,浮き島中央?北部では電気伝導度30-40マイクロジーメンス, pH4.0-4.5 と浮き島中央?北部の方がミズゴケ類の生育に適した水質となっていることが分かった。今後、水道水の浮島内の流入による水質撹乱によって浮島内の植生がどのような影響を受けているかを明らかにする予定。

3. 漏水汲み上げポンプ(田末利治さんの報告)

2月の中旬からポンプの汲み上げの音が聞こえなくなったため、2月20日に田末さんが水道局に連絡しました。2月末日より大雨が降り、雨水が水道水と一緒に山からしみ出してきたため、3月に入っても水は池に流れ込んでいました。

4.池の水色について

2-3月にかけて池の水は透明な茶色になっています.この原因として,ベンモウ虫類や原生動物のヒゲムシの発生が考えられます.いっぽう,腐植質のDOCが増加した可能性もあり,調査が必要です.深泥池では,現在プランクトンを定期的に調べる人が居ないので,有志を募集する必要があります.

5. オオクチバス蜜放流対策

一昨年より、春先の産卵前にオオクチバスが深泥池に密放流されていることが魚類の観察から示唆されました.おそらく、朝、琵琶湖などで釣りをし、夕方深泥池に放流されていると考えられます。そのため、3月15日から夕方、池の見回りをすることにしました。 

6. 次回

次回の打ち合わせ会は、4月1日(土) 14時から深泥池会館で行います。また、同日打ち合わせ会前、13:00より 刺網張りを行います。打ち合わせ会では、今後の作業内容を決定する予定です。