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2007年3月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉 完

出席者 3月4日(月)14:00-17:00

竹門康弘,安部倉完,嶋村鉄也,田末利治,伊藤昭雄,宮本水文,加藤義和,辻野亮,
高橋淳子,大畑吉弘,内藤央基,湯本貴和, 野尻浩彦,
13名

(敬称略)

1.はじめに

次回の打ち合わせ会は2007年4月8日(日) 14:00 から深泥池会館で行なう予定です.

2.岸辺植生管理について(竹門康弘)

大きくなった木の枝が深泥池の水面に張り出し日陰を作るようになった結果、岸辺の抽水植物やヒメコウホネなどの水生植物の生育環境が悪化しているため、できるだけ早く手を打つ必要があります。そこで,竹門が2月に来年度の研究会活動として京都市文化財保護課に現状変更の打診をしました。市のは「関係行政と検討はしてみるが,基本的には池の植生管理は持ち主である京都市が事業化するべき内容であるという文化庁の意見もあり、個別の研究会が主体となって行なうべき仕事ではない」ということでした。とはいえ、京都市文化財保護課にはそうした事業を行なう予算がないため早急に問題が解決される見込みはありません。いっぽう、山の斜面については、文化財保護課ではなく緑政課の管轄であるため、竹門が別途相談した結果,現在関係部局と検討中の段階です。研究会では、今後京都市による岸辺植生管理の事業化に向けて働きかけるとともに,そのための準備ないし研究という位置づけで、試験区を設け植生の伐採実験を行なうという方針で交渉を進めていくことにしました。その際、底生動物や草本類を含めた植生のモニタリング手法、作業工程の効率化などを重点的に検討するしていく予定です。次回の打合会では,京都市両担当課の回答を基に具体策を決めることにします。

3. 水質環境に関する情報(田末利治)

今年の1月上旬から水道水の漏水量が増えており。とくに電気伝導度は2月以降90代後半から130以上に急激に上昇したことが分かりました。山の中腹にあるポンプから機械音が聞こえないことから、大きい方のポンプが機能していない可能性もあります。この事態について田末が水道局側に伝え事実関係を問い合わせたところ、もう漏水は止まっているはずだという回答があったとのことでした.電気伝導度の値から判断すると、漏水でないはずはないので,今後科学的な証拠を得た上で改めて水道局に申し入れをすることになりました。

2月末に,京都市文化財保護課によって錆びて穴の開いていた農業用水門の鉄板の修理が行なわれました。その際、工事のために持ち込んだと思われる土砂が池の中に捨ててあったようです。外部からの土砂の池内への持ち込みは極力避けるべきであり,注意を促す必要があります。

4.マコモのヨシなどの刈り取り(竹門康弘)

繁茂しすぎたヨシやマコモの刈り取りについても京都市文化財保護課から、これまでのように植物遺体が溜まった時点で回収を依頼するという形は困るとの意見をいただきました.そこで,2007年度からは不定期に回収するのではではなく、6,10,12,2月の年4回といった形で、あらかじめ日程を相談の上回収してもらう方向で改めて市に交渉することになりました。

2007年度の外来魚除去作業(安部倉完)

3月中に人口産卵床を設置することになりました(3月11日10個、3月14日に6個、計16個の人工産卵床を設置しました)。また,
4月5日は刺し網とモンドリの設置、4月7日はエリ網の設置を行なう予定です。それ以後、4月5日から毎週木、日、朝9:00から外来魚駆除を行うことになりました。作業は常に人手不足となっていますので、ぜひお誘い合わせの上ご協力をお願いします。

6. 次回

次回の打ち合わせ会は2007年4月8日(日) 14:00 から深泥池会館で行ないます.次回は2007年度活動計画の最終案を検討する予定です.