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2007年12月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉 完

第91回打ち合わせ会出席者 12月2日(日)14:00-17:00

竹門康弘、宮本 水文、田末 利治、嶋村 鉄也、伊藤 昭雄、新川 美紀、大木 沙織、堀 和子、西村 弘子、加藤 義和、安部倉 完
11名

(順不同,敬称略)

1. はじめに

次回の打ち合わせ会は2007年1月13日(日) 14:00 から深泥池会館で行なう予定です。

2. 西開水域の泥抜きについて(竹門康弘)

深泥池周辺の山林の放置や、ジュンサイ、カナダモなどの水草の繁茂によって深泥池の浮泥が池底に溜まるようになり、溶存酸素濃
度の低下が進んでいます。低酸素に強いウスイロユスリカがふえるなど深泥池の底生動物相が田んぼにすむ生物相に変化しつつあり
ます。この状況を改善するには,大正時代まで行なわれていた泥抜きを復活させる必要があります。しかも,ここ数年の生物相の変
化は,これを緊急に実施しなければならない状況にあることを示しています。10月31日に京都市文化財保護課を訪れこの問題を訴え
た結果,泥抜きの必要性については理解がえられました。そこで,来年度の現状変更の項目として試験的な泥抜きについても計画す
る方針で具体案を検討することになりました。これらは水生生物研究会のメンバーだけでは限界があるため、京都市の事業として進
める事が出来ないか検討するべきであるという意見が出されました。

3. ジュンサイの管理方針について(竹門康弘)

ジュンサイについても繁茂しすぎている実状であり,深泥池の自然の豊かさを分かりやすく知ってもらうための啓発活動の一環とし
て、ジュンサイ摘みを行ない,将来的には池の名物にできないかなどの案が出されました。しかし,具体的な体制づくりについては
利権や既得権の問題などがあり今回も継続審議として棚上げとなりました.

4.ヨシ刈り(伊藤昭雄)

1月後半から2月にかけてヨシ刈りを行います。詳しい日程は1月の打ち合わせ会の時に決定する予定です。刈り取るのはそれほど
労力が要らないのですが、刈ったあとのヨシを一箇所に集めるのが大変な作業となります。バスが来る合間を計ってパッカー車で刈
り取ったすぐそばで回収することができれば、刈ったヨシを遠くまで運ぶ手間が省けるため効率的よく作業をする事が可能となりま
す。具体的にそれが可能であるか回収業者に相談しつつ作業を進める方針です。連絡は伊藤さんが直接することとしました。

5.深泥池周辺の植生調査(宮本水文)

岸辺の樹木が池面上に樹冠を伸ばし水面が日陰になりつつあります。これらの樹木を間引きするため、まず、岸辺の樹木の種名・大
きさ・位置情報などの樹間図を作成する予定です。これらの調査のために,府立大の高原光先生から卒業研究情報の提供をお願いす
ることになりました。また,来春からは,府立大に入学する予定の東陵高校の生徒さん(2名)が活動に参加できる可能性について
伴浩治さんから連絡がありました.

6. ガガブタ(加藤 義和)

最後に見られたのが1980年代であるガガブタが今年、再発見されました。しかし、観賞用のカガブタが投棄され定着した可能性もあ
ります。本当に在来種なのかどうかについてはDNA分析などで確かめる必要があります。小池に生育する在来のガガブタと共にサン
プルを送り神戸大学の角野康郎さんに鑑定してもらうことになりました。

7. 次回

次回の打ち合わせ会は2007年1月13日(日) 14:00 から深泥池会館で行ないます.