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2008年4月の深泥池水生生物研究会からのお知らせ

連絡係 安部倉 完

第96回打ち合わせ会出席者 4月5日(土)14:00-17:00

竹門 康弘、田末 利治、伊藤 昭雄、加藤 義和、西村 弘子、池澤 篤子、久永 篤良、島田 美咲、伴 浩治、加地 七帆、安部倉 完

11名(順不同,敬称略)

1. はじめに

次回の打ち合わせ会は2008年5月4日(日) 14:00 から深泥池会館で行なう予定です。5月6日(火) から変更となっていますのでご注意ください。

2. 外来魚の個体群抑制効果(安部倉 完)

オオクチバス、ブルーギルの産卵が始まるため、その産卵床の場所の傾向について解析した結果が紹介されました。以下に概要を記します.

ブルーギルの産卵

ブルーギルの産卵床は公園前の道路沿いに集中しているが、2005年には公園の階段前で多くの産卵が見られた。しかし、近年は、オーバーフロー付近の溶存酸素の高い場所に移動しており、公園の階段前での産卵は少なくなってきた。特に2007年は山側のヒメコウホネの生育地の前の砂地で産卵を行っており、溶存酸素を求めて浮泥の少ない場所に移動している可能性がある。産卵場所は、年ごとに同じ場所に時期をずらして、複数回集中的に産卵する傾向がある。ブルーギルの産卵床の場所の趣向性は高いようである。産卵のピークはどの年も5月末から6月前半に行われている。オオクチバスの産卵が少なくなったところで産卵が始まるようである。

オオクチバスの産卵

オオクチバスはブルーギルと違って特定の場所で多く集中して産卵することはなく公園前から山側にかけて広く産卵場所を選択していた。また、硬い基質があればなん
にでもしてしまうようで、モンドリなどの網の上にも比較的好んで産卵していた。ブルーギルと比べると産卵床の選択性は低いようである。広範囲で産卵を注意して確認
する必要があるだろう。産卵期のピークは4月後半から5月前半である。

3. 泥抜き(伊藤昭雄)

低酸素化した池底の水質改善のため,6月以降の降雨時に、試験的に泥抜きを行う予定を立てました。伊藤さんの泥抜きパイプの試作品を見せていただきながら,具体的な泥抜き方法について議論しました。伊藤さんは6センチ内径の塩ビ管で試しにオーバーフロー箇所で流してみた結果,水は抜けることがわかったそうです。ただし,泥の溜まっている沖までパイプを伸ばす必要があるので,実施までに蛇腹の放水管を購入することにしました。

4. 深泥池写真展(池澤 篤子)

深泥池写真展の開催について話し合いました。その結果,4/30-5/6 10:00-17:00の日程で開催することになりました。本年度のテーマは「深泥池の自然と暮らし」と
なっています。場所は例年と同じく、地下鉄北山駅から深泥池に向かって北に徒歩7分のところにある長久堂の地下1階で行います。居年度の深泥池での研究の成果や写
真、絵画などを展示します。また、当日、新刊「深泥池の自然と暮らし」の販売も行う予定です。入場料は無料ですのでぜひお越しください。

深泥池写真展の準備は4/29 10:00から、また、片付けは5/6 16:00から行います。

5. 外来魚駆除作業

新年度の外来魚駆除作業の方針を決めました。毎週木曜日と日曜日9:00-12:00刺し網、投網、モンドリなどによる外来魚の駆除作業を行なうことになりました。恒常的に
人手不足となっていますので手伝っていただける方を募集しております。

6.ジュンサイとオオカナダモの刈り取り

外来魚駆除のためのえり網やモンドリ設置地点に,水草が繁茂しすぎて魚類の移動が妨げられる結果,駆除効率が落ちる問題について協議の結果,漁具周辺についてジュンサイとオオカナダモの刈り取りを行なうことになりました。最初の刈り取りは繁茂の始まる5月中旬頃に予定しました。

7. 次回打合会日程

4月5日の打ち合わせ会では,次回日程を5月6日(火) 14:00 に決めましたが,その後,会館が空いてないことがわかったため、5月4日に変更となりました。2008年5月4
日(日) 14:00 から深泥池会館で行ないます。